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サイパン島の観光の変遷
サイパンを訪れる観光客はほとんどが日本人だという認識で合ってますか、
博士?
それは昔の話じゃな。今はちょっと状況が変わっているんじゃ。サイパン島は、
日本から約3時間という短時間で気軽に行けることから、かつては、この島に
訪れる観光客の大半は日本人じゃった。そのため、日本人観光客を対象とした、
マリンレジャーやスポーツ産業がサイパン島の主な観光産業だったんじゃ。
しかし、最近では日本からの観光客が減少傾向にある。
えー?そうなんですか!なぜですか?
原因としてはJALの休便が影響しているといわれておる。他にも近いだけで
なく、もっと世界を知りたいという日本人が増えたからじゃろうな。
じゃあ、今はどこの国から観光客が来ているんですか?
日本人観光客の減少によって急増しているのが、韓国や中華人民共和国からの
観光客じゃ。そのほか、ロシア人からの観光客もみかけるようになっておる。
合衆国本土よりも入国審査が緩やかであることが影響しているようじゃ。
サイパンでは日本語がけっこう通じますよね。
うむ。かつての日本人観光客の隆盛時代を反映し、ホテルや免税店、おみやげ物
屋さんでは、日本語が通じるところが多いな。しかしそれらの多く、特に市中の
商店や居酒屋、食堂などは、そのほとんどが韓国人の経営なんじゃ。
そ、それも初耳です。
韓国本土からは、サイパン島への留学が盛んという面もある。英語ができると
将来有利である、ということから母親づれで子どもたちが来て、小学校や中学校
へ入学している家族もあるんじゃ。韓国の教育熱心な国民性を反映しているん
じゃろう。
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